
コンテンツ
EAの概要
ワイルダーの定義を要用したローソク足判定のEAを作成して検証をしています。前日のローソク足が、陰線か陽線かでポジションの判定を行うEAです。中期的な運用としては、そこそこの結果が出始めています。
トレード手法(ポジションを持つ条件)
- 60分足を利用 4h足,1D足でもそこその結果がでたが、1h足をベースに研究中。
- 一本前のローソク足にてポジションを判定
前足が陽線ならば買いポジション。
前足が陰線ならば売りポジション。
含み損が大きい場合は、ポジションの間隔を一定間隔あける。 - 一回のポジション保持は0.01ロット
1h毎に0.01ロット、一日で0.24ロットを持つことになる。
EAの特性(ドローダウンを確認するため)を確認するために、単利にて検証中。
トレード手法(決済条件)
- 1本前のローソク足が大きく反転した際に決済
動きの少ないローソク足ではダマシがが多くトレンドの反転を判断できないので、大きな反転時のみを決済基準とする。 - ポジション毎のトレール&イーブンイフ決済 •単ポジションの含み益でトレール&イーブンイフ決済を行う。
- 総ポジションでのトレール&イーブンイフ決済
複数ポジションの総含み益、総含み損の合計金額でトレール&イーブンイフ決済を行う。
検証中通貨
- EUR-USD
トレンドが続くせいか、比較的良好な結果が出ている。
メインで研究中 - USD-JPY
ある程度の結果はでるが、EUR-USD程ではない。 - GBP-JPY
トレンドではなく、動きが激しい乱高下で結果が出にくい。チューニング次第では、結果がでるかも? - AUD-JPY
ある程度の結果はでるが、EUR-USD程ではない。UDS-JPYよりは良い傾向がある。
MT4でのシミュレーション結果(フォーワードテスト)
デモ講座ではあるが、下記にてEAを稼働させ検証中。
※EAの不具合、改修にてトレード条件は随時変化している。
※フォーワードテスト:デモ口座での実施確認 。
- トレード期間
2019/7/8~2019/10/10 ※継続検証中 - 初期資金
1,000,000(100万円) ※バックテストの結果からは、10~20万円の初期資金でも耐えられるかも? - 検証結果

MT4でのシミュレーション結果(バックテスト)
MT4のヒストリカルデータを利用して、下記条件下でのシミュレーションを実施。
※バックテスト:MT4では過去の相場データを保持しており、過去相場のシュミレーションをEAで確認することができる。
- トレード期間
2018/5/11~2019/10/04 ※継続検証中 - 初期資金
100,000(10万円) - 検証結果
70万近い利益

本EAの問題点① 含み損を抱えるダウンが大きい
問題点
含み損を抱えるダウンが大きい。10万円近い含み損を抱えるタイミングがある。
※初期資金100万円の10%のダウンであることを顧慮すると、10万円のダウンは大きい。

原因
前足を判定条件にしているので、レンジ相場が続くことで、高値での買いポジション、底値での売りポジションが多くなる傾向にある。
検討改善案
本EAの問題点② システム稼働が安定していない
問題点
Windowsサーバをレンタルしているが、稼働が安定していない。
原因不明のEAダウンが発生することがある。
原因
明確な原因は不明。
大量ポジションを保持すると、EAがポジション判定をできないとの情報あり。
MT4のバージョンアップによる影響も懸念している。コンパイル時のバージョンでは、バージョンアップ時のMT4では動作しない可能性を疑っている。
検討改善案
暫定処置ではあるが、週末にサーバ、EAを再移動。
関連記事