テクニカル分析とはチャートから今後の値動きを予測する分析です。チャートは全てを語ります。どうファンダメンタル分析をしようがチャートには全ての要因が含まれた結果が表れています。チャートを分析することで、今後の流れを予想することもある手度は可能です。ただし、チャートは過去の累積でしかありません。今後の未来を保証するものではありません。チャートの碇石に反して投資家心理により値動きが発生します。
相場判断の重要項目として下記の3つがあると言われています。
重大ニュースでトレンドが大きく変化すると、テクニカル指標は意味がありません。理屈抜きの動きをします。大きなニュースがないときは、テクニカル指標は、ある程度、理屈通りに動きますが、過去データを基準にした統計で、未来を約束する指標ではありません。
テクニカル指標が有効な場合、無効な場合を理解する必要があります。100%確実な指標はありません。
聖杯探しは、無意味です。
「有効な場合」
「無効な場合」
大きな暴落があった際の底値は、今後の暴落時の底値の基準に成り易くなります。ここ10年を振り返ると下記タイミングで大きな暴落がありました。
トレンドを判断するには、下記3種類による分析を行います。トレンド分析を行うための三種の神器です。
オシレーターとは
過去の一定期間で、上げ幅、下げ幅の割合を算出して、買われ過ぎ(上げ過ぎ)、売られ過ぎ(下げ過ぎ)を判定する指標となります。買われ過ぎ(上げ過ぎ)たから下がるだろう、売られ過ぎ(下げ過ぎ)たから上がるだろうとの逆張りを前提とした手法となります。レンジ相場には向いていますが、トレンド相場では機能しない指標となります。